ホームページ(Webサイト)は残念ながら、公開時のまま使い続ける事は出来ません。IT系の物なので、セキュリティー上の問題、ルールの変更などに対応しなければなりません。
少なくとも5年に一度はリニューアル若しくは、整備をする必要があります。ホームページは情報配信ツールです。5年間、ぼぼ何も変わらない場合もあるとは思いますが、何かあるはずです。手つかずの状態では、お客様の信頼や興味が失われてしまうと思います。
放置したままのサイトにメリットはありません。更新していない分、費用は節約できたかもしれませんが、注文や出会いを逃した可能性は十分にあります。
ではどのタイミングでリニューアルを検討するべきなのか、ご案内します。
ホームページの経年劣化
古いままでは良くありません。下記の様な事はありませんか?
長年放置している
ホームページの掲載情報は古くありませんか?安全面においてもメンテナンスが必要です。何もせず何年も経過経しているのであれば、部分的な確認が必要です。先にも書きましたが、最低でも5年に一度は内容の見直しが必要です。メンテナンスはこまめに行う必要があります。
古い情報ばかりのホームページは決して良い印象ではありません。だらしがない会社と思われてしまうかもしれません。
ご依頼や商談の前にはホームページを確認する事が当たり前の時代です。情報をアップデートして、活きた情報提供が必要です。
見た目が古臭いと感じたら
公開当時は良い感じだったサイトも、年月が経てば印象も変わります。デザインが古いというより、構成が古い方が問題かもしれません。
スマートフォンに対応していない
Googleではスマホ対応か否かを重要視します。スマートフォンでも見やすい「モバイルフレンドリー」である事が検索対策の第一歩です。小さな画面でいかに伝えたい情報をストレス無く読んで頂けるかを考えて、設計します。
PC,タブレット、スマートフォンとレイアウトを変化させる仕組み(レスポンシブデザイン)にする事で見やすくします。
httpsではなく、httpのままにしている
URLのアドレスの所に「保護されていない通信」と表示されてしまいます。httpsへのSSL設定が必要です。安全性の問題なので、早めの対策が必要です。この設定も検索対策の大事な要素です。
トラブルがある場合
放置していた事で、サイトに問題があるかもしれません。
ホームページからのお問い合わせが減った
Googleは古い情報が嫌いです。古いサイトで、検索順位が下がり、アクセス数が減った事による減少の可能性と、サイトを訪問しても古い印象や古い情報でお問い合わせに進まなかった事が考えられます。
メールフォームが正しく機能していなかったり、受信が上手く行っていない可能性もありますので、その辺も併せて確認が必要です。
表示されない動画がある
昔、かっこいいサイトの象徴だったFlash動画は、現在表示できません。壊れているサイトに良い印象はありません。「もうこの会社は無いのかも」と思われてしまうかもしれません。
表示速度が遅くページが重たい
様々な原因が考えられますが、メンテナンスが不可欠です。
表示速度の改善も検索対策として有効です。
リニューアルするなら
早めに行動する
1日でも早く行動する事をお勧めします。なぜなら、ホームページは、「完成したら終わり」ではなく、育てる時間が必要です。検索結果に反映されるまでの時間や閲覧者が増えるまではある程度の時間が必要だからです。
年間スケジュールを踏まえて作る
売りたい物、知って欲しい事に季節感がある場合は、その季節の少なくとも半年から1年前にコンテンツを作成する事が望ましいです。
例えば、「扇風機」を売りたい、アピールしたいとします。
主に夏に売れる商品なので、暑くなるにつれ、商品のリサーチや購入しようと検索する方が増えてきます。最近では6月頃から暑くなるので、少なくとも半年前にコンテンツを公開し、育ててゆくと良いでしょう。新製品が間に合わない場合もコンテンツを作成しておき、育てて後で部分的に差し替える等の処置をすれば大丈夫です。
資料請求
「ホームページを取り巻く状況と今すべきこと」を解説した資料を配布しています。上記の内容に近い事が書かれていますが、ぜひご覧ください。